毎日使っている歯磨き粉、使用期限が10年という情報があります。
口に入れるものなのに本当に10年も経っている物で大丈夫なのでしょうか？
また、開封後も10年大丈夫なんでしょうか？
しかし、なぜか歯みがき粉は使用期限の記載がない商品がほとんどです。
どれくらい安心安全に使えるのか、きちんと知って使いたいものですよね。
歯磨き粉は口に入るものですので、使用期限を知って開封後もどのくらいで使い切ったほうがいいのかお伝えします。
歯磨き粉 使用期限は10年ってホント？
歯磨き粉は使用期限が10年とのうわさがありますが、「開封前なら10年大丈夫」とどこのメーカーにも記載されていませんでした。
製造日から見て「３年以内」であれば品質そのままに使用できるそうです。
薬機法（医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律）の規定により、未開封品を通常の環境に保存した場合、製造から３年間経過しても有効性、安全性はもちろん、使用感上も問題がないように設計されております。
それでは歯磨き粉の製造日や使用期限の記載はどこにあるのでしょうか。
歯磨き粉の使用期限や製造日の記載はどれ？
歯磨き粉で有名な商品には、どのように記載されているのでしょうか。
gum
gumには使用期限は書いてありませんが、製造記号の記載があります。
製造記号とは製造年月日のことです。
製造という文字と8桁に並んだ数字（製造年月日）の記載があるため、その日付を見ると使用期限の目安がわかります。
数字が20210107の場合は2021年1月7日製造ということになります。
クリニカ
クリニカには使用期限は書いてありませんが、製造番号の記載があります。
こちらもgumと同じように、製造年月日と分かるような製造番号になっています。
サンスター
gumやOra2等の商品を製造されているサンスター。
サンスターの多くの商品には製造日の記載がされており、開封前は製造日から数えて３年が目安です。
開封後はなるべく早く使い切った方が良いとオススメされています。
シュミテクト
シュミテクトに記載されているのは、製造記号の数字で、使用期限の記載はありませんでした。
製造記号を見ても、製造年月日とは分かりにくいような数字でした。
使用期限や有効期限がはっきりと記載されていない商品に関しては、シュミテクトを製造されている、アース製薬の公式ホームページにこのように記載されています。
製造後、少なくとも3年は安心してお使いいただけます（一部2年のものもあり）。
未使用・未開封の商品の場合、ご家庭の室内などの通常の保存状態であれば、4〜5年経過していてもご使用いただけます。
なお製造年月がご不明な場合は、お客様のお気づきを活かす窓口部までお問い合わせください。
アース製薬公式ホームページ参照
未開封だと結構長いんですね！
どのメーカーも使用期限ではなく、製造記号で製造年月日がわかるような記載になっているということがわかりました。
だったらズバリ使用期限を書いてくれた方が親切な気もします。
そこで、わかりやすく使用期限はどれくらいかまとめました。
開封前と開封後で違ってきます。
歯磨き粉の使用期限はどれくらい？
歯磨き粉の使用期限は開封した後と開封する前によって大きく変わってきます。
どのような違いがあるのか、具体的な期間も含めてご紹介します。
開封後
半年以内に使い切ってしまう方が良いです。
使用するたびに蓋を開け閉めしますので、歯磨き粉が何度も空気に触れることになり、水分が失われて、使用感や香りが変わってしまいます。
開封後はなるべく早く使い切った方が良いです。
未開封
3年以内であれば本来の品質を維持したまま使用することができるそうです。
使用期限を記載しているものは目安にできますが、記載していない商品も多くあります。
また気を付けたいのは歯磨き粉を保存する状態です。
高温多湿を避けて保存すれば、3年間は使用することができます。
3年間とは意外と長いんですね。
まとめ
歯磨き粉の使用期限でわかったことをまとめました。
- 10年は無理
- 基本的に未開封なら3年以内（シュミテクトは4～5年）
- 開封後なら半年以内
- 製造番号=製造年月日となっている場合が多い
歯磨き粉に記載の数字は、製造年月日ではなく製造番号を記載している場合が多いです。
製造年月日や使用期限にしてくれたら親切ですのにね。
思っているより長く使える歯磨き粉ですが、安心・安全に使用するためには、早く使い切るように心がけた方が良いですね！
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